7景 大てんま町木綿店
(安政5年(1858年)4月改印)
7景 大てんま町木綿店
(平成30年(2018年)10月撮影)
前記事でも書いたが、大伝馬町界隈は陸上交通の要所だったため、江戸の交易を支える商業地域となり、江戸最大の繊維問屋街として発展した。
広重は名所江戸百景の中で、2枚の大伝馬町の絵を残していて、1つは前記事の「大伝馬町こふく店」、もう1つが今回の「大てんま町木綿店」。
大伝馬町こふく店の大丸呉服店がデパートなら、こちらは大きな長屋に複数のテナントが同居しているショッピングモールといったところか。
「大伝馬町こふく店」とは500m程しか離れていないにも拘らず、2枚の絵を残しているくらいなので、当時、この界隈はかなりの賑わいをみせていたに違いない。
現在は無表情なビルが連なる通りで、訪問したのが日曜日ということもあり、残念ながら、かつての隆盛は感じられなかった。



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